クールダウンの意義と重要性
滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
運動後のクールダウンとしてのストレッチをすること自体は素晴らしい行為だと思うのですが、「翌日の筋肉痛を防ぐ為に運動後はストレッチをしましょう」っていうのははっきり言って間違いです。
例えばスクワットやレッグカールをしっかりと行った後にハムストリングスのストレッチを入念に行えば、翌日の筋肉痛はより助長されているはずです(人によってはストレッチだけで筋肉痛になります)。
血液は心臓の力で動脈によって全身に送り届けられますが、静脈やリンパ系はポンプ能力が弱いので、末梢まで届いた血液は心臓の力のみで心臓に戻ることはできません。
骨格筋が収縮すると、その中や周りにある静脈が圧迫され血液が押しだされます(静脈還流)。
静脈還流を維持するためには、骨格筋が収縮と弛緩を繰り返す必要があります。
この骨格筋の力で静脈還流が生じる現象を筋のポンプ作用というのです。
激しい運動を行った直後に突然運動を止めると、心臓は多量に血液を送り続けているのに突然筋のポンプ作用がなくなった状態に陥り、末梢に血液が滞留して心臓に血液が十分量戻らなくなります。
その結果、脳貧血(低血圧)を起こしてめまいがしたり、ひどい時には失神を起こしたり心停止を起こしたりする可能性があります。
クールダウンの最大の目的は心拍がある程度低下するまで筋のポンプ作用を維持することなのです。
ストレッチも大事なのですが体脂肪の燃焼まで考えると、筋力トレーニング後のクールダウンは有酸素運動の方がベターなのかも知れません。
滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アルプラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC
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