過ぎたるは及ばざるがごとし(オーバーワークにご用心)
体力には大きく分けて2種類が存在し、一つは「行動体力」と呼ばれるもので、運動競技でのパフォーマンス能力に直結する筋力や持久力などです。
もう一つは「防衛体力」と呼ばれ、病原体や疲労、ストレスなどから体を守る、いわば“健康力”になります。 この鍵を握るのが免疫という事です。
アスリートのように過酷な練習で行動体力を極限まで高めようとすると、防衛体力が犠牲になってしまう場合があります。
激しい運動をすると筋肉が損傷し、それを修復しようとして免疫細胞が働きます。
この結果、筋や関節組織などに炎症が起きます。
しかし日常的に過酷なトレーニングを続けていると、体はなるべく炎症を起こさないように免疫反応を抑えるようになります。
こうして免疫力の低下により、感染症に弱い状態が生じる可能性が出てきます。
しかしこれはオリンピックなどでメダルを目指すようなアスリートのようなトレーニングを行う人の場合の考え方で、一般人にはあまり 当てはまりません。
毎日適度な運動を行うことで、免疫力(NK細胞等)は活発になります。
激しすぎる運動=健康的ではないという事です。
ハードなトレーニングを行う人ほどしっかりとした食事と睡眠、 サプリメントとしてのビタミン、ミネラル、Lーグルタミンの摂取を心掛けましょう。
血中グルタミン濃度が高いほど リンパ球も増殖し、免疫が上がります。
長くなりましたが結論は運動と栄養、休養は等しくないといけないという当たり前のことになります、以上。
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