オートファジーの真実
滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
オートファジー(Autophagy)は細胞が自分自身の不要、または損傷した部分を分解し再利用するためのプロセスで、自分で自分の細胞を包み込み分解することから自食作用とも言われています。
オートファジーの役割のひとつは細胞内部の状態を一定に保つ事です。
細胞内には生命を維持するためのタンパク質やミトコンドリアなどの物質が多く存在し、それらが古くなったり傷ついたりして細胞内に蓄積されると、細胞は障害を受け全身にさまざまな悪影響を及ぼします。
このような不要になった物質の蓄積を防ぐために細胞内部を浄化する働きがオートファジーによって行われます。
これは細胞の健康と長寿命を維持する為に非常に重要だと言われています。
そして筋力トレーニングはオートファジーの活性化に寄与することが最近の研究によって知られています。
筋力トレーニングによって筋肉内でのタンパク質の損傷が増加し、これによりオートファジーの活性化が促進されます。
このプロセスは筋肉の修復と成長を助け、筋力の向上に寄与し、オートファジーは老化防止や病気の予防にも関与している為に筋力トレーニングを通じて健康を維持することができます。
さらにオートファジーは炎症反応を調節する役割もあり、筋力トレーニングによって誘発される炎症が適切に制御される事で、筋肉の健康が保たれます。
このようにオートファジーと筋力トレーニングは密接に関連しており、互いに補完し合う関係にあります。
少し前まではオートファジーの代名詞と言えば16時間断食だったのですが、しかしながら16時間断食を行う事でのオートファジーの効果が増進されると言うはっきりとした医学的な根拠(EBM)はまだ無いようです。
16時間の欠食により身体の総蛋白質量は当然減少し、筋肉が減って太りやすい体質になってしまいますし、筋肉量が減ると将来寝たきりになりやすく健康寿命も縮む可能性があります。
断食系のダイエットは個人的には推奨しませんし、上記の通り、筋力トレーニングを行う事での新陳代謝の向上でオートファジーの恩恵や効果を得る事は十分に出来ます。
本当の意味での健康を手に入れる為には三食をしっかりと取り、筋力トレーニングとそれに見合った休養を取る事が必要だと言う当たり前の話です。
滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アルプラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC
無料体験随時受付中
0コメント