ファンクショナルトレーニングと言う選択肢
滋賀県大津市瀬田のトレーニングジム 女性専用フィットネスLBCです。
職業柄「見せかけだけの筋肉じゃなくて実用的な身体になりたいんです。」と言うような要望を受けることが有りますが、気持ちは分からなくもありません。
トレーニングの概念の一つに「ファンクショナルトレーニング」というものがありますが、何をしてファンクショナルトレーニングだという明確な定義は特に存在しません(あくまで概念)。
「ファンクショナル」とは、日本語で「機能的」を意味し、一般的な筋力トレーニングと大きく違う点は「動作の機能改善、向上」を目的として行うトレーニングで 一般の人であれば日常動作の、アスリートであればその種目においての機能向上を目的としたものとなります。
一方で従来のウェイトトレーニングは対象となる(鍛えたい)筋肉に対して、「正確なフォームで不合理かつ理不尽なストレス」を与えることを目的としたトレーニングとなります。
極端な話、ボディービル的なトレーニングを突き詰めると、いわゆる使えない筋肉(私はこの表現は大嫌いなのですが)になってしまう可能性があります。
このような文だけを読むと、ファンクショナルトレーニングの方が優れたトレーニングに思われますが、あくまでも「動きや競技」での機能性であって、筋肉そのものの機能性の問題ではありません(むしろ筋機能は従来のトレーニングの方が優位に向上します)。
OKCとCKC、ファンクショナルトレーニングとボディービルトレーニング、アイソレートとコンパウンド,インナーマッスルとアウターマッスルなどトレーニングの分け方は色々とあるのですが、明確に良い、悪いで分類するのではなく、その時の状況に応じて、特性を理解した上で時期によって使い分けるのが重要です(これをピリオダイゼーショントレーニングといいます)。
そしてベースとなる基礎体力や筋力も無い状態でファンクショナルトレーニングも何も無いのではないかな?とも個人的には思います。
筋肉や骨は人体最大のホルモン分泌器官と言う観点から言えば使えない筋肉なんて言うものは存在しませんし、無いのは発言者のデリカシーだけだと言う話です。
滋賀県大津市月輪1丁目3-8 アルプラザ瀬田4F 女性専用フィットネスLBC
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