シンプルに考えるトレーニングプランの作成の概念③
トレーニング頻度
特別な場合を除いて、筋力トレーニングの頻度は多すぎても少なすぎてもいけません。
多すぎるとオーバートレーニングや慢性疲労などの原因となり、また町回復の原理から
考えても、頻度が多すぎるのは好ましくありません。
しかしスプリットルーティーン(分割トレーニング法)などを用いることによって
毎日トレーニングをすることも可能です。
一般的なトレーニング頻度
初心者・・・週2~3回
中級者・・・週3~4回
上級者・・・週4回以上
(もちろん個人のスケジュールやトレーニングのボリュームにもよります)。
レップ数とセット数の考え方
レップ数というのは反復回数の事で、トレーニングの1セットの中で重量などを反復する回数の事です。クライアントのニーズに合ったレップ数やセット数を考える事が大事です。
①3レップス以下・・・筋力(神経系)の向上
②5~7レップス・・・筋力+筋肥大
③8~12レップス・・・筋肥大
④13レップス以上・・・筋持久力の向上
レップ数と筋収縮時間
3レップス以下・・・約15秒以下⇒ホスファゲン系
8~12レップス・・・約60~75秒⇒速い解糖系
13レップ以上・・・75秒以上⇒遅い解糖系~脂肪酸化系
生理的には筋収縮時間が45~60秒くらいが最も筋肥大を起こすと言われています。
筋肥大のトレーニングはシンプルに1セット45~60秒の刺激である8~12レップス
をするのが一般的です。
筋肥大を考える場合、正しい刺激を金に伝えるには3~5セット必要です。
種目とセット間の休憩
筋肥大を考える場合、トレーニングは多様性をもたせ多くの種目をこなすのが理想です。
(3~5セットを3~5種目位、セット間の休憩は種目にもよるが約1~3分くらい)
しかし、効果的な筋力増大を考える場合は、種目を絞り、セット間の休憩は3~5分とします。
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