シンプルに考えるトレーニングプランの作成の概念④
トレーニングの順序
トレーナーはクライアントのニーズやレベルを考えてトレーニングメニューの順序を考えなければならない。通常は重要度が高い、又は必要な部位を優先してトレーニングを行う。
これをプライオリティ・プリンシブルと言います。
代表的なプライオリティ・プリンシブル
○大筋群優先法
上半身の場合背中、胸、肩などの大きな筋肉を先に鍛え、上腕や前腕などの小さな筋肉を後から鍛えます。
○テクニック種目優先法
疲労してからでは行いにくい、または怪我の恐れのある種目を先に行います。
例・・・パワークリーン、ハングクリーン、スナッチ、ジャーク、プッシュプレスなどの全身の連携
、連動性を高めるトレーニングの後に補助種目を行う方法。
○アップダウン法
一日で全身を鍛える場合、上半身の次に下半身を行う方法(休憩時間の短縮が図れる)
例・・・スクワットの次にベンチプレスを行う等
○事前疲労法
コンパウンド種目において、主動筋よりも共同筋が先に疲労してしまう場合、先に主動筋をトレーニングしておいて事前疲労をさせておく方法
例・・・ベンチプレスで先に肩と三頭筋が疲労してしまう場合、先にダンベルフライやペックデッキで胸を疲労させておく等
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