シンプルに考えるトレーニングプランの作成の概念⑤
トレーニングのテクニック
休憩時間を挟まずに連続でトレーニングを行い、故意に多くのストレスを身体にかけるテクニックがあります。トレーニング強度が高いので、初心者のクライアントには適切ではありません。
①スーパーセット法
主動筋と拮抗筋をペアにして連続してトレーニングを行います。
筋への血流量が増加し、筋量増加に影響が大きいと言われています。
例・・・ベンチプレス+チンニング
トライセプスエクステンション+バイセプスカール
②コンパウンドセット法
同じ筋群を動員する種目を連続して行います。短時間で対象筋をオールアウトさせることが出来ます。
例・・・バーベルカール+ダンベルハンマーカール
ベンチプレス+ダンベルプレス
③トライセット法
コンパウンドセットの後、さらに同じ筋群のトレーニングを行います。
例・・・チンニング+ラットプルダウン+シ―テッドローイング
④ドロップセット法
ウェイトスタックマシンや複数のマシンを用意し、重量を下げて連続して同じトレーニングを行います。
例・・・チェストプレス100キロ⇒チェストプレス60キロ
⑤フォーストレップス法
限界まで反復を繰り返し、限界にきたときパートナーの人に補助を加えてもらい、さらに数回反復させるというものです。 フォーストレップス法を行う事によって、限界を超えた状態で筋線維を酷使することができるため、通常のトレーニング法よりも強い刺激を与えることができます。
⑥レストアンドポーズ法
主には 通常のセットをできるところまで行う →10秒~20秒ほど休む →同重量で限界まで行う という方法です。
これらのテクニックは筋への刺激が強いので、筋サイズの停滞期などに有効です。
しかし、強度が強いという事は回復時間も長期間かかるという事になるのでオーバーワークに対して
注意が必要です。
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