高血圧の人のトレーニング①
高血圧とは様々な原因により血圧が正常値を超えて高値を示す状態を言います。
高血圧で最も問題となるのが、動脈硬化を引き起こし促進することです。
動脈硬化とは、血管の組織が弾力性を失って固くもろくなり、血管壁が厚くなって
血管の内腔が狭くなる状態を言います。
動脈硬化は老化現象として誰にでも起こりますが、老化以外でも高血圧、肥満、ストレス
喫煙、高脂血症、糖尿病などで促進されます。
その中でも最大の危険因子が高血圧なのです。
血圧ステージ 収縮期血圧 拡張期血圧
至適血圧 <120mmHg かつ <80mmHg
正常血圧 120-129mmHg かつ/または 80-84mmHg
正常高値 130-139mmHg かつ/または 85-89mmHg
I 度 高血圧 140-159mmHg かつ/または 90-99mmHg
II 度 高血圧 160-179mmHg かつ/または 100-109mmHg
III 度 高血圧 ≧180mmHg かつ/または ≧110mmHg
Ⅱ度高血圧の人は医師との相談のうえ薬物療法と併用で運動を行い
Ⅲ度高血圧の人はごく軽い運動程度に留めます。
高血圧も問題なのですが、慢性的な低血圧が認知症の原因になっている可能性が指摘されている
ので、やはり血圧は適正に保ちたいです。
適切な運動は高血圧も低血圧も正常にします
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