高血圧における運動の効果
運動を行う事により、血圧を下げる事が期待できます。
それは以下の効果が考えられるからです。
①血管刺激による血流上昇
②運動をすることによって交感神経が刺激され、血圧は上昇します。
これを一定期間続ける事によって、平常時に交感神経は抑制されます。
③運動を行う事により、血液成分が良好に保たれる(HDL上昇、LDL下降等)。
④筋のポンプ作用で血流が良くなる。
⑤運動を行う事で毛細血管の面積が広がり、また太く強くなる。それによっての総血管抵抗の低下。
⑥筋のポンプ作用によるインスリン無しでの血糖の取り込み。
高血圧の人に対する運動処方は持久的運動(有酸素運動)を行うのが一般的で、
ウェイトトレーニングはプラスαとして考えます。
上半身のウェイトトレーニングは血圧上昇を招くので、特に注意が必要です。
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