オーバーワークと回復サイクルについて考える
筋力トレーニングを始めようという方や、実際にジム通いをされている方というのは、筋肉を今よりも強く逞しく引き締めたいという方がほとんどだと思うのですが、闇雲に行えば結果が出る訳でも無く、間違ったやり方だと怪我を招いたり、逆に競技記録が低下することもあります。
このようなオーバーワークやオーバートレーニングを防ぐためには 目的に合ったトレーニングメニューの作成が必要であり、そのためにはトレーニングにおける正しい回復サイクルを知る必要があります。
回復の種類
①筋のエネルギー(ATP()の回復 ・・・数分~数時間
②筋グリコーゲンの回復・・・およそ24~48時間
③筋収縮タンパクの回復・・・およそ24時間~72時間
④ホルモンレベルの回復・・・およそ48時間~数日間
⑤神経系の回復・・・およそ10日~2週間(初心者程長い)
他にも関節の回復も時間のかかるものなので、各パーツごとの 筋肥大を考えた場合、やはりやりすぎてはいけないし、休養もしっかりと取るべきだという事です。
そして回復サイクルには個人差が凄くあります。
各部位をしっかりと休養させながら、効率的に全身を鍛えるには スプリットルーティーンとピリオダイゼーションという考えが必要となります。
スプリットルーティーン(分割法)とは、身体の一部(上半身・下半身など)や特定の筋群(胸・背中・太ももなど)ごとに日を分けてトレーニングする方法で、ピリオイゼーション(期分け)とはトレーニングに求める効果を時期によってスケジュールする方法です。
どちらも効率的な筋トレを実施する上で欠かせない方法となります。
思っているより長い文章になったので、続きはまた後日。
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